有明教育芸術短期大学

子ども教育学科

3年制の学科であり、乳幼児期の教育・保育の指導者になりたい方のための学科です。
幼稚園教諭二種免許状、保育士資格とそれぞれの資格を取得することができ、希望する方は選択科目履修で小学校教諭二種免許状、レクリエーション・インストラクター資格、
認定ベビーシッターの資格も取得可能です。

・子供を知る

子供達は知性・感性・社会性などを日々伸ばして成長します。
その子がどんな力を伸ばし、また何に戸惑っているのかを見極め、援助し、見守ることの出来る幼児指導者を目指します。

・実践力を持つ

造形・音楽・身体表現などの表現や、現場実習や親子サロンなど、実際に子供に触れあう機会を通して、総合力と実践力を身につけます。

・資格取得

卒業と同時に「保育士」と「幼稚園教諭二種免許状」の免許を取得でき、希望者は小学校教諭二種免許状」や「認定ベビーシッター資格」も取得できます。

クラスは少人数制となっており、15~20人程度で、「学習と表現の技法」を中心に、担当教員が指導を行ないます。
アットホームな雰囲気の中で学ぶことが出来、時には人間関係や人生についての相談も行えます。

カリキュラム

・1年次
しっかりと基礎を固める時期です。
まずは健康や成長、心などの様々な視点から教育にアプローチし、基礎理論を中心として、基礎を学んでいきます。
実習に向けたプレ実習も行ない、2年次や3年次に備えます。

・2年次
音楽や図画工作など教科の基礎で、より専門的な知識を身につけます。
幼稚園での実習や地域ボランティアで、実践力を学んでいき、自分の方向性を見いだします。
希望者には、小学校経論関連の履修が始まります。

・3年次
保育施設・小学校での実習があります。
3年間学んだ中からテーマを考え、卒業研究として取り組みます。
3年次になると、現場に出るための実践力を磨いていきます。

基礎的な教育科目としては、日本の児童文学史を学び、実際に童話や紙芝居の実演を見ます。
さらに音楽や文学など、多様なジャンルの芸術作品を鑑賞することで、豊かな知性や感性を磨き、基本を固めていきます。

専門教育科目はいろいろとあり、保育者になるために、総合的に学びます。
現場で必須のピアノ演奏の技術も学び、まずは基礎から行ない、個人レッスンでその技術を向上させていきます。
乳児保育では、3歳未満の子供の発育や発達を理解し、個々の発達を促す生活や遊びについて学びます。

その他にも、粘土や絵の具などを使い、これらの表現材料についての特性を学び、保育者に必要な表現力を身につけます。
幼稚園での教育実習もありますので、実際に幼児達の姿を見て触れあい、子供について理解を深め、どのように接すればよいかを学びます。