教育実習がもうすぐ始まる

ついに初めての教育実習が来る

保育士の勉強を初めてしばらくになりますが、ようやく初めての教育実習に行くことが決まりました。

実習先は電車で30分くらいの場所にある大きな保育園施設で、通っている専門学校から毎年数人の実習生を受け入れてもらっているというところです。

実習のための心得を事前にセミナーで受けたのですが、その時に「あなた達の代で評判を落として来年から受け入れをしてもらえなくなるようなことがないように」と強く言われました。

確かに先輩たちが頑張って続けてきてくれた実習ですから、私達も頑張って続けていかないといけないですね。

ちなみに保育士になるための課程ではこの教育実習は必修の科目となっていて、だいたい3週間くらいの期間をいただいて実習をしていくことになります。

私は違うのですが幼稚園教諭とのダブルライセンスを狙っている同級生などは他に幼稚園への実習も控えているのでしばらく学校に顔を出さない期間が続きそうです。

実習前にやっておくように言われたこと

後輩のための評判維持もそうですが、教育実習は自分自身の就職にもかなり大きな影響があると教えられました。

施設側も実習生とは別に求人をしていることがよくあるので、そこでよい働きをした人に直接声がかかったり、同じ団体や企業が運営している別の保育園に紹介をしてもらったりということがよくあるんだそうです。

たまにいるそうなのですが教育実習はただその期間を過ごせばそれでよいと思っているのか、言われたことしかしないアルバイト状態であったり、挨拶もろくにしないといったケースがあるということです。

保育士として教育実習に行くときに最も注意をしないといけないのが「髪型」や「服装」などの見た目で、当日までに無理にでも平均的な格好になるようにと厳重に注意を受けます。

具体的には髪の毛は染髪なしの黒色で、ネイルやエクステは禁止、着用する衣服やエプロンは派手でないものをといった感じです。

特に髪の毛の色に関しては厳しくチェックされるそうで、同級生でかなり明るく染めていた人が当日に合わせて不自然なくらいに真っ黒に染めてきていました。

実習は体力勝負になります

教育実習を実際に体験した先輩の話などを聞いてみると、大抵最初に聞かれる感想が「体力が持たない」といったことでした。

保育士の業務全体が想像以上に体力がいるものであるということは知っていたのですが、その最初の体験となる教育実習では洗礼とも言える辛さを体験するんだそうです。

子供を抱き上げたり運んだり、荷物を用意したり、あちこちを走り回ったりと確かにそこいらのアルバイトよりもずっと体力を使いそうですね。

また実習生の場合できる仕事が限られてくるので、業務のほとんどが清掃であったり器具の出し入れになるということも体力勝負の理由の一つです。

実習中は担当としてついてくれる保育士さんにレポートを出したり、学校に提出するための内容をまとめたりといったこともしないといけないので、学校で勉強をしているときよりもずっと忙しくなってしまうんでしょうね。

大変だという話はたくさん聞きますが、それでも一日でも早く子供たちとふれあいたいと思っている自分もいます。