子供とのお散歩で心がけること
保育をしていくときに欠かせないのが子供との外出です。
好奇心旺盛でエネルギーも満ち溢れている子供たちは外で遊ぶのが大好きなので、晴れた日にはできるだけ連れ出してあげるようにします。
最近は日光にあたることを極度に怖がる風潮がありますが、日光を浴びることにより体内にビタミンDを生成することができるため、子供はできるだけ積極的に日の当たる場所に連れ出してあげることが推奨されているのです。
とはいえ、近年では毎年のように夏場の最高気温が更新されていくような異常気象が続いているので、体力のない子供は脱水症状や熱中症になってしまう危険があります。
ですので外に出かける時にはその日の気温に気を付けて、子供の体力に負担をかけないようにしてあげることが大切です。
子供の場合、大人のように自分の体のどこがどう悪いかということをうまく表現することができません。
そのため「大丈夫だろう」と思って自由にさせていたところ、突然倒れてしまうということが起こってしまうのです。
子供は多少自分の体調に異変があっても、目先の楽しみを優先させてしまうという特性があるので、それを見守る立場にある保育士は十分に注意をしていく必要があります。
子育てをされている人の中には、子供が元気そうだから、遊びたいと言っているからとそのまま子供の自由にせてしまっている人もいます。
しかし、子供は体力が0になったら突然に倒れるというものなので、大人の方できちんと休息を取らせてあげましょう。
子供とお散歩するときの必需品
子供と外出をするときの必須グッズとしては「飲み物」「着替え」「ティッシュ」「羽織もの・帽子」「携帯電話」といったものです。
子供は代謝がよいので大人よりもたくさんの汗をかき、その分早く体の水分がなくなってしまいます。
水分補給にはスポーツドリングなどが適していますが、子供の場合は利尿作用のあるものを飲ませてしまうと排泄をして余計に水分が早くなくなってしまうので、水など飲みやすいものを持っていくようにしましょう。
暑さも心配ですが、逆に急に天候が悪くなった時など、気温がいきなり下がることもあります。
なので帽子と一緒に大きめのタオルや上着など一枚持っていくようにすると子供の体温が下がるのを防げるでしょう。
それと保育士や保護者として出かけるなら絶対に必要なのが携帯電話です。
何かあったときにすぐに救急車など助けを呼ぶことができるようにしておくことで、リスクを最低限にできます。
それと子供というのはどうしてもすぐに怪我をしてしまうものなので、季節や出かける場所にかかわらず、絆創膏や消毒液といったものを持ち歩いているととても役立ちます。
大人同士のお出かけとは注意するポイントが異なるので、お出かけ用バッグとしてまとめておくとよいでしょう。